■綿谷さちこのクレカの強化書
クレジットカードの最高峰のグレードに位置付けられるブラックカード。よほどのお金持ち、もしくは地道に系列のカードを使い続け、信用を高めた人のみが招待される夢のカードだ。つまり一般人には高嶺の花。それだけに持っているとカッコイイ!
ちなみにブラックカードの年会費は10万円以上が一般的。最強のブラックカードと呼ばれる『アメックス センチュリオン』は、なんと年会費35万円(税別)というから驚きだ。持っているとそれはそれはカッコイイだろうが、見栄を張るにも限度がある。万が一、招待されても、謹んでお断りさせていただきたい(まぁ招待されることは確実にないだろうけど……)。
ということで今回は、ブラックカードに憧れつつも、リーズナブルな年会費でないとカードを持てない一般ピープルにおすすめの、ブラック風カードをご紹介しよう。実は意外にも世の中にはブラックをベースにしたデザインのクレジットカードが多い。そんな一見ブラック風というカードを5枚ピックアップ。デザインコンセプトなども加味しながら、個人的に1位から5位を選んでみた。
「持ちやすさ、利用のしやすさを考慮し、人気のあったブラックを採用しました。ブラックを採用するにあたって色味にはこだわり、他社で採用されている光沢のあるブラックではなく、マット(光沢を抑えた加工)にすることで、シックで大人っぽいカードフェイスになっています。裏面についてもこだわっており、表面と同色の加工を行なっています」とは広報談。シンプルなデザインで、ブラックの色の出し方を工夫しているところに好感。難を言えば、右肩の「JACCS」のロゴが目立ちすぎか…。
広報曰く「市場調査の結果、主に若年層にはマットブラックの券面が支持されると判断しました」とのことで、このデザインになったそう。至ってシンプルでカード名やカード発行会社の表記さえも控えめなところが良い。このデザインならブラック風カードを気取りやすそうだ。