『b.g.』は視力矯正が必要なユーザーが快適に着用できることを重視している。今回のデザインでは、メガネを装用した状態でその上からかけられる「オーバーグラスタイプ」のフレーム設計を採用。メガネをかけた状態でも窮屈になることなく、装用可能なサイジングとすることで、従来のデバイスには実現しえなかったメガネ着用状態の装用感を実現した。
ディスプレイ部分からつながっているHDMIケーブルを通じて外部デバイスと連携する。高解像度のデータを無線環境に左右されることなく、リアルタイムにディスプレイに表示することが可能だ。また給電はUSBケーブルを通じモバイルバッテリーを活用する構成とした。既存のバッテリーと接続可能にすることで、用途に応じたバッテリー製品の選定が可能になります。
接続するメインのデバイスはスマートフォンやRaspberry Piといったモバイルデバイスが想定されている。表示ディスプレイ以外の機能については、既に他のデバイスが保有している機能(Wi-FiやBluetoothといった通信、カメラ、その他アプリケーション)によって利用が可能になります。「b.g.」では専用の開発環境を設けるという概念を持たずに既存のアプリケーション開発環境を使用可能とすることで、あらゆる領域でのソリューション化を図る上で、開発企業の参入障壁を低くすることを狙いとしている。
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文/編集部