昨今増えてきた、「タクシー配車アプリ」。電話で予約せずとも手軽に空車タクシーの手配ができるとして、タクシー会社各社も独自のアプリを出してきたが、実際の利用状況はどうなっているのか。
タクシー配車アプリをインストールしている人は11%、実際に日ごろ利用している方は8.6%だった。タクシー配車アプリをインストールしている88名に、普段利用しているアプリの種類を尋ねると、1位「全国タクシー」52%、2位「LINE TAXI」18%、3位「Uber」11%となった。
国土交通省は、2018年度に、定額で何度でもタクシーに乗ることができるサービスの実証実験を行なうことを決めている。対象者やエリア、期間、時間帯を限定しタクシーを定額で乗り放題にするもので、高齢者の通院や買い物、子供の学校などへの送迎、通勤なども想定される。
この「定額タクシー」サービスが導入された場合、利用してみたいかどうかを聞いた。すると、過半数となる55%が「利用してみたい」と回答。初乗り料金の値下げよりも、利用意向は高くなっている。
■調査概要
調査主体/マクロミル
調査方法/インターネットリサーチ
調査対象/東京都内在住の20~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法/平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間/2017年12月1日(金)~2日(土)
構成/編集部