髪のダメージの原因として、紫外線やドライヤーの熱、乾燥、カラーリングなどなど挙げられますが、こういったダメージからも守る役割をしてくれるのがシリコーンオイルなんです。
じゃあ、どうしてシリコンがダメって言われるの? というと、シリコーンオイルはコーティング力が強いため、毛穴を塞いでしまうので、髪が生えにくくなってしまうとか、肌にニキビや吹き出物ができてしまうと言われているから。
現在は、毛穴には詰まらないと言われていますが、シリコン入りのヘアケアを使うと吹き出物ができてしまう人も少なくないよう。
コンディショナーのシリコーンオイルが肌についてしまうと、クレンジングなど強い洗浄力のものでないと完全に洗い流すことができないので、洗う順番も注意が必要です。
いちばんいいのは、髪にのみシャンプーコンディショナーをつけるようにし、そのあとシャワーキャップなどで覆ってから、身体を洗うこと。シリコン入りとノンシリコンタイプを上手に使い分けられるのが理想ですね。
文/森井真弓(美容ライター)
※記事内のデータ等については取材時のものです。
構成/メンズビューティー編集部