自分の健康管理のために、ウエアラブルデバイスやスマホを使って、歩いた距離や歩数を記録しているビジネスパーソンに一つ聞きたい。その記録の精度を気にしたことがあるのだろうかと。
最近では「歩数」であればiPhoneやAndroidで測定できるので、一度は測定結果を見たことがあるはずだ。そこで今回はスマホを入れる場所別に、実際に歩いた歩数と、スマホが記録した歩数とがどのくらいかい離するのかを調べることにした。
◎スマホで歩数を確認できるアプリ
まずは予備知識としてスマホで歩数を確認できるアプリを紹介しておこう。そもそもスマホで歩数を確認するためには「加速度センサー」が搭載されていることが条件。その上で、対応するアプリを使って計測できる。今回は、iPhoneは標準インストールされているアプリ「ヘルスケア」を使い、Androidは、「Pacer」というアプリを使うことにした。
iPhoneの標準アプリ「ヘルスケア」。最小単位で1分ごとに歩いた歩数を記録してくれる。
Androidで使える歩数計「Pacer」。ロック画面にも歩いた歩数を表示できて使いやすく、Google Playでの評価も4.5(2016年8月31日現在)と高い。