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60代前半は7割超が現役、65歳以上の就業率は2割、シニア世代の就労事情

2017.11.25

■専門職シニアは定年後も経験が活きる

シニア世代の就職活動では、年齢が一つの大きな壁になっているが、しかし技術系や専門職など、いわゆる手に職があるシニアは、定年後も仕事を見つけやすい傾向があるという。長年監理設計の経験を積んだ一級建築士の山口力さん(72歳)は現在、同社に登録し、契約先の大手通信会社で監理業務を行なっている。働き方は月に10日程度の勤務で、全国の現場に赴き、施工のチェックやレポートでの報告などを行なっている。理想のペースでの仕事に満足しているとのこと。現役時代に培ったスキルを一番発揮できる監理設計のフィールドでまた実力を発揮できることで、もう一度何かやってみたいという気持ちが満たされ、充実した日々を送っている。このように、自分のペースでプロジェクトごとに様々な案件で自分のスキルを活かせる働き方は、シニア人材にフィットしており、収入の安定ももちろんだが、仕事で活躍できることが精神的、肉体的に良い影響を与えているという。

■シニア世代の能力をもっと高く評価してほしい

今回のアンケート調査は、アクティブシニアのための転職情報サイト「シニア活用.com」の登録者を対象に行なった調査であるため、「働く」ことについて意識の高いシニア層の意見となっており偏りがあるかもしれない。収入のため、やりがいを得たいため、など定年後に働きたい理由は様々だが、年齢が制限になって活躍の場を奪われていると嘆くシニアが多い。シニアが時間をかけて培った能力をムダにすることなく活かし継承することを、企業は真剣に考え、社業の発展につなげるべきである。

シニア世代の就職活動における意識調査

文/編集部

 

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