小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

「ファストカジュアル」が飲食業界の勢力図を描き変える

2017.11.15

フード業界の革新「ファストカジュアル」って何?

 フードビジネス業界の勢力図を描き変える、「ファストカジュアル」という業態をご存じだろうか。

 ファストフードとファミリーレストランの中間にあたるスタイルで、品質の高い食材を使用し、厳選されたメニューを提供。低価格と質の高さを兼ね備えており、外食頻度の高いアメリカで生み出されたハイブリッド業態である。最新キーワード「ファストカジュアル」を探ってみた

■アメリカの最新トレンドを常に、日本のフード業界も採り入れてきた

 アメリカ消費社会のメインストリームである、1945〜64年に生まれた「ベビーブーム世代」、1965〜80年に生まれた「ジェネレーションX世代」、1981〜2000年に生まれた「ジェネレーションY世代」。当たり前のように外食を行なう彼らが、世代の違いこそあれ、アメリカのフードビジネスを支えてきた。

 このアメリカの外食文化が日本にも広がり、たとえば「ファミリーレストラン」が日本で外食をする機会を増加した。また、手軽さと安さを売りにする「ファストフード」が日本に上陸するやいなや、不景気の影響もあり瞬く間に急成長を遂げた。

 ところが、アメリカの外食産業は、健康意識の高まりもあって高カロリーな食品が敬遠されたり、調理場が見えないことへの不信感から安全性が叫ばれたりと、「多少高くても、品質がよく安全で美味しいものを……」へと、消費者の嗜好に変化がでてきた。

 そこで新たに誕生したのが、「ファストカジュアル」だ。“見せる調理場”を取り入れたスタイルが中心で、注文を受けてから調理を始めるのが基本。アメリカではブームとなっている。

 日本ではファストフードの人気が高い。しかし、「食の安全、安心、高品質」が叫ばれる昨今、日本でもファストカジュアルを求める消費者が徐々に増えてきている。

 実は、これまでもファストカジュアルは日本にあった。代表格として「フレッシュネスバーガー」「サブウェイ」などが挙げられるのだが、従来からのファストフード枠で捉えられていた。今後はファストカジュアルの考え方が広まっていく中で、再評価されていくだろう。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。