『酸素のことを書く前にどんどん出てくる負の連鎖』』
あっれ〜? なんかやけにヌルイんですけど、サウナ室の温度が!!
ただ湿度はけっこう高い。あとで判ったんだけど、10分に一回オートロウリュしてるからね。それなのに本当にぬるい。まったくもって脊椎に熱が響いてこない!!
あ〜これ、最近のダメなのに流行っぽくなってる間違ったフィンランド風セッティングだよ、中低温高湿度ってヤツ!
なんだか知らないけど、フィンランドのサウナは温度低めで湿度高めってことに最近なってるんだよね。なってるっていうか、そう喧伝してる人が多いんだよ、誰に聞いたか知らないけど、そう思い込んでそう言いふらしてるバカみたいのがいるらしい。
ハッキリいうけど、これ全然間違いだからね。
だって考えてもみなさいよ! 日本だってサウナっていったら、千差万別で色々なタイプがあるワケじゃない? それなのにフィンランドのサウナが1パターンしかないワケないだろっつうの、バカなんじゃねェの。たしかに湿度に関してはどころセルフロウリュをバンバンするから高湿度だけど、温度は低めから高めまで色々だよ。
だいたい公共サウナより家庭サウナがメインの国なんだから、みんな各自好き勝手にセッティングしてるワケだし、公共サウナもたしかに中低温高湿度の施設もあったけど、日本じゃ考えられないような高温高湿度のサウナもあるんだよ。もう入った瞬間にヤケドするんじゃないかという皮膚の危険を感じさせるような凶暴なヤツ!
まぁそれはともかく、入った瞬間、アチャ〜って感じなんですよ、温度が。この湿度でこのヌルさっていったら、室温60℃代なんじゃねェか? ってくらいの代物。
もちろん当日が日曜日だったんで、人の出入りが多くて、なかなか室温が上がらないっていうのもあったかもしれない。それにしてやヌルすぎる。
でオートロウリュ! さっきも書いたけど10分に一回という頻度でやってることはやってるんだけど、水がサウナスートンの上にジョボジョボーって、まぁ大した量じゃないけど垂らされる、すると普通だったら「ジュ・ワァァァァ〜」っていう水の蒸発する心地よい音が聞こえてくるワケじゃない? ところがそれが聞こえてこないんだよ。もしコレって致命的じゃないですか?
だから普通ならオートロウリュ直後には、対流した熱気が頭の上からモワモワワ〜って降り注いでくるもんなんだけど、そんなダイナミックな熱の変動は皆無!
「ちょっとだけ体感温度上がった……かね?」
って程度なんだよ、もう。いったいどうしてくれよう、この体!?