【5分でできるおつまみレシピ】茄子の煮びたし

2017.11.02

出汁が沸騰したら茄子を入れ、ひと煮立ちすれば出来上がりです。お皿に盛って、かつお削り節とおろししょうがを添えましょう！

【5：00経過】

　いかがでしょうか。心も体も温まる一品ですね。これから寒い季節がやってくるので、作りたての温かいまま食べるのはもちろんですし、余れば冷蔵庫で冷やして十分に味を染み込ませた上で食べるのもいいでしょう！　作り方は見て頂いた通り超簡単！　切って揚げて浸すだけ！　それだけで昔ながらの名作を作れちゃうのですから、ぜひ皆さんにもこの料理の継承者となって頂きたいと思います！

『お料理うんちくツイート』～一富士、二たか、三なすび～

正月の初夢で見ると縁起がいいとされる、一富士、二たか、三なすび。この3つが縁起を担ぐ理由はなにかご存知だろうか。答えは諸説あるが、1番有力なものでは「徳川家康が天下を取った後、隠居先に住んていた駿河の国の3つの高い物」から由来するとのこと。一は富士山の標高。二は動物の鷹ではなく駿河の（現在の山梨県）愛鷹山の標高。そして三は当時の正月には値段が高かった茄子、という並びだと言われている。茄子は夏野菜であるが、江戸時代の冬でも食べられるよう障子で囲んで栽培された（当然、当時はビニールハウスなどなかった）ことから手間がかかり、原価が上がって冬の茄子は高級品というイメージが定着していた。一富士、二たか、三なすびという言葉は、当時の世相が反映された言葉でもあるのだった。