男性なら年をとると、おでこの広さが気になってくる人も多いだろう。では、髪の生え際のラインがどこまで後退したら、一般的に言われる「薄毛」になるのだろうか。アンファーが以前、20~40代の有職者男性300名および、20~30代の有職者女性200名を対象に「男性の薄毛」に関する意識・実態調査を行なったところ、「おでこ(眉山から髪の生え際を直線で結んだ距離)の広さが何センチ以上になると、薄毛だと思いますか?」と質問で、男女ともに最も多かったのは「7cm以上」で、男性では43%、女性では46%が回答する形となった。
■「薄毛」の境界線は?結局、どこからが「薄毛」なのか?おでこの広さ、何cmを超えたら「薄毛」判定?
まずはじめに、男性300名に対して「自分は薄毛だと思いますか?」と聞いたところ、33%が「そう思う」と回答。20~40代男性の3人に1人は、自分が薄毛であるという自覚をもっていることになる。また、年齢が高くなると、薄毛の自覚率はより高まり、30代では35%、40代ではなんと41%にのぼる形となった。
それでは、一体どのような状態になったら「薄毛」といえるのか? 今回は「前頭部の薄毛」に注目し、「おでこ(眉山から髪の生え際を直線で結んだ距離)の広さが何センチ以上になると、薄毛だと思いますか?」と質問した結果、男女ともに最も多かったのは「7cm以上」で、男性では43%、女性では46%が回答。
また、女性は男性よりも薄毛のジャッジが厳しい傾向にあり、「6cm以上」と答えた人も42%にのぼった。あくまでもアンケート上の結果ではありますが、おでこを実際に測ってみることは、自分が薄毛に見られているかどうかを知るための、1つの目安になると言えるかもしれない。
■意外と見られている、男性の薄毛。7割以上が他人の頭皮・毛髪をチェック
続いて、「他人(男性)の頭皮や毛髪の状態を、ついチェックしてしまうことはありますか?」と聞いたところ、全体の72%が「ある」と回答。特に男性よりも女性のほうがチェックをする人の割合が多いようで、86%と約9割におよぶことがわかった。
ちなみに、具体的にどのような時にチェックするかを聞くと、
・「職場で椅子に座っている男性社員を後ろから見た時。」(39歳・女性)
・「下りのエスカレーターに乗っている時に、前の人の頭を見てしまう。」(26歳・男性)
・「銭湯やプールなど、髪の毛が水に濡れている状態だと、つい他人の頭を見ることが多い 。」(41歳・男性)
・「名刺交換など、至近距離で挨拶した時、相手の髪の状態に目が行く。」(38歳・男性)
など、さまざまな回答が寄せられた。
職場、移動中、公共の場など、日常の何気ないタイミングでふと目に入るという人が多いようだ。また、名刺交換や挨拶など、初対面の人と接する時には特に相手の薄毛が気になってしまうという声も目立った。