ハロウィンといえばかぼちゃ。10月は特に食べる機会が増える。しかし、気になるのがかぼちゃの糖質量だ。しかし、かぼちゃにはホクホクとした食感や素材本来の甘味など、魅力は豊富。そんなかぼちゃと、この秋、うまく付き合っていくための太りにくい食べ方を紹介しよう。
■かぼちゃの糖質量はどれくらい?
かぼちゃは調子に乗って食べ過ぎると「糖質」が気になる、意外と侮れない食材。果たして、どれくらいの糖質量があるのだろうか? 管理栄養士のあさぎさんに聞いてみた。
「かぼちゃの糖質量は、100g当たり17.1gです。ごはんと比較すると約半分の量ですが、じゃがいもと同じくらいで、糖質が多い野菜といえます」
■かぼちゃの太りにくい食べ方は?
では、かぼちゃはどうすれば太りにくくすることができるのだろうか。あさぎさんにそのコツと具体的な食べ方を教えてもらった。
(1)糖質の多い食材と一緒に使わない(いも類・砂糖など)
「かぼちゃは野菜の中でも糖質が多い部類に入るので、野菜というよりいも類として分類したほうがいいです。ですから、一食の中でも、いも類と重ならないようにしましょう。また、かぼちゃはおやつとして使うよりは、料理として使うと糖質過多を防げます」
(2)かぼちゃだけを煮る時は、1回量は60g程度にする
「かぼちゃを食べ過ぎないようにするために、かぼちゃだけを煮る場合は、60g程度に留めましょう。60gは、ちょうど煮物用に小さくカットしたもの3つ分くらいです」
(3)調理方法は、できるだけ砂糖を使わない方法にする
「味付けで砂糖を使うことが多いかぼちゃですが、この砂糖をできるだけ控える調理法がおすすめです」