いのちのエネルギーにあふれた場所。
境内に入ると、9年前に焼失した本殿の代わりに、仮本殿が正面にあります。仮本殿なのでエネルギーは無いのだろうと思いながら二礼二拍手をして手を合わせると、指先からジリジリとパワーを感じました。さらに目を上げると奥が明るく不思議なエネルギー感じがしました。
境内全体が強いエネルギーにあふれていて、上空には名前も知らないような大きな鳥がゆっくりと横切り、神秘の森というイメージです。聞いたところによると森にアオサギがよく巣を作っているとのこと。地上には放し飼いの鶏が歩き回り、春はご神木の薄墨桜、併設するあやめ苑には鯉や白鳥もいて、そこかしこに生命の力を感じさせます。
伊佐須美神社は宮司さん直筆による御朱印が有名で、おひとりで一日平均約100冊も書かれるそうです。宮司さんがいらっしゃる時はいろいろな話をしてくださるので、椅子に座り書きあがるのを待っている方々が多く、先の埼玉県のさきたま古墳群とのご縁の話や、神使である放し飼いになっている鶏とにゃんこたちとの共存、森に巣くう鳥の話などなど、そこにいる生き物たちに対する深く広い愛を感じます。
そんな授与所付近や敷地のあちこちには、可愛いにゃんこたちの姿を見ることができますが、にゃんこたちのえさ代や避妊・去勢手術代など、苦労されているようです。そしてにゃんこたちが幸せに暮らせるように里親も探されています。
「猫を飼い始めたらいいことが続いて運が上がった。」という話はよく聞きますが、神社からお譲りいただいたにゃんこを可愛がっているお宅は、きっと素敵なことがたくさん訪れているのではないでしょうか。