ボーダーコーリー小雪のいたずら事件簿
うん。台所のゴミ箱、ふた付きだけど倒せばいたずらできるよね。私が悪かったわ……脱力。仕事から帰って早々の大掃除、なかなかこたえます。そして、こちらが何も言わずとも、自ら反省ポーズをしてくる小雪さん。そうだよね。わかってるんだよね、悪いことしたってことは……。すべては後の祭りです。
こちらが許してくれそうか、チラ見してきます。お留守番の際、いたずらしがちなものは扉の閉まる部屋に片づけておくこと。これ、鉄則です。
これは、ボーダーコリーだからでしょうか。子どもの頃のいたずらも、こちらの意表をついてくるものでした。古い写真ですが、ふとふり返った時に見た光景がこちら。
最近、どうりで太ってきたと思ったわ…。棚の上に置いてある兄猫のための自動給餌器から、こっそりつまみ食いをしていたようです。「キャットタワー」という既成概念が覆される思い。この時から、我が家では睦月のごはんを冷蔵庫の上であげるようになったのでした。
食いしん坊からくるいたずらだけでもないようです。好奇心が旺盛なせいか、不可思議な寝姿をよく目撃したものです。どんな夢を見ているのやら。
ねえ、いつからそういう仕様になったの? あなたのベッド…。
目が覚めて我に返る小雪さん。
お気に入りのものって、よく使うから見えるところに置きがちですよね。でも、ご主人様のお気に入りのものだからこそ、ボーダーコリーにも魅惑的なんです。たぶん、大好きなご主人様のニオイが染みついているから。
使えないように狙い撃ちしているのかと疑わしくなります…。
机の上は届かないよね。なんて油断は禁物。我が家には、忘れてはならない小雪さんの助っ人がいるのでした。ボールペンくらい、ちょいちょいと転がして机の下に落としてくれる兄猫が。
こんなところにもあなたの大好きな革が使われていたのね…と気づく瞬間。