頭が痛くて体がだるい…おまけに少し吐き気も残っていて、食欲もない。そんな二日酔いの朝には、どのような対処をしているだろうか。朝食は食べずに出かけるという人も多いだろう。しかしある程度、エネルギーになるものを食べておかないと、一日のパフォーマンスに支障が出てしまう。
そこで、ビジネスパーソンが摂っておきたい二日酔いの朝メニューを、管理栄養士に教えてもらった。
■二日酔いの朝の食事のポイントは?
二日酔いの朝は、朝食を準備するのすら億劫になるものだ。そもそも朝食は摂るべきなのだろうか? 管理栄養士の若子みな美さんに、二日酔いの朝食について聞いた。
「二日酔いで食欲がない朝は、無理に朝食を食べなくてもOKです。食欲がないというのは胃腸からの『休息したい』サイン。この声に耳を傾けて、胃腸を休ませてあげるのもいいでしょう。
一点、気をつけたいのは、水分補給はしっかりするということ。アルコールを飲むと、利尿作用が働くため、自分が思っている以上に身体の水分が失われています。二日酔いの日は、朝からこまめに水分補給するのがマスト。ただし冷たいものは避け、白湯や常温の水など胃腸に負担をかけないようにしましょう。
少しでも食欲がある、仕事のために朝食を食べておきたいという場合、消化の良いお粥などが良いですよ。そして、タンパク質の補給のために、消化の良い卵や大豆製品をプラス。また、バナナやりんごなどの果物もビタミンCやカリウムが補給できてオススメです。自分の体調に合ったものを選びましょう」