婚活サポートコンソーシアムの参画企業であるIBJと、リゾートソリューションは、婚活サービスを利用中の未婚男女365名を対象に、「婚活と福利厚生」についての意識調査を実施した。ちょっと意外な組み合わせである「婚活と福利厚生」。しかし、福利厚生の一部として、婚活パーティーへの参加料や結婚相談所への入会金をサポートしてくれる企業が増えているという。
福利厚生で「婚活」をサポートすることは、企業としてもメリットがある。結婚することで健康面でのサポートも期待でき、家族を持つことで継続して働く可能性が高くなる傾向があるからだ。また、何より少子化問題への解決にもつながる。会社側も企業イメージアップや離職率低下などのため、積極的に婚活をサポートしたいという思惑があるようだ。
■福利厚生で婚活したい人は約6割
「会社の福利厚生で婚活サービスがあったら使ってみたいですか?」と聞いたところ、59%の男女が「福利厚生の婚活サービスを使いたい」と回答した。仕事とプライベートは分けたいと思う人が多いと思われたが、意外な結果が出た。では、どんなところに魅力を感じたのであろうか?
■決め手はコスパ!どうせならお得に婚活
「(婚活サービスを)使ってみたい理由を教えてください」と聞いたところ、使ってみたい理由は「費用の一部を会社が負担してくれそうだから」が36%で最も多かった。少しでも負担を軽くしたいと考えている人が多いようである。次いで、「安心して利用できそうだから」、「職場の人間も協力・理解を示してくれそうだから」という理由がそれぞれ22%。いろいろな婚活サービスがあって迷ってしまうが、会社が提携しているところなら安心できる。さらに、「婚活仲間が増えて励みになりそうだから」という理由が10%、「堂々と婚活できそうだから」という理由が8%。自分が婚活していることを会社の 人たちにも知ってもらえたら、モチベーションが保てたり、いろいろ協力してくれるかも、といった期待もあるのかもしれない。