■回転寿司でもコノシロはレギュラーメニュー
旅行者が手軽にコノシロを食べる手段としてオススメなのは、地元の回転寿司に入ることだ。ちなみに筆者のおすすめは、熊本市を中心に九州5県に展開する回転寿司チェーン「九州すし市場」。数量限定ながら、市場直送ネタとしてコノシロがレギュラーメニューに名を連ねている。もちろん新鮮な生ネタ。1皿100円(税別)という価格設定も嬉しい限りだ。
秋から冬にかけ、八代海から天草灘沿岸で水揚げされるコノシロは、脂がのっているのに身が引き締まっている。これを生で食べずして、どうしてコノシロを語れようか。
有名なタイやハタなどもいいけれど、旬の時期にはこんな地元ならではの食べ方を楽しんでいただきたい。
なにしろ、コノシロ!
熊本に行くなら、この言葉を忘れずに。
文・写真/西内義雄
医療・保健ジャーナリスト。専門は病気の予防などの保健分野。東京大学医療政策人材養成講座/東京大学公共政策大学院医療政策・教育ユニット、医療政策実践コミュニティ修了生。高知県観光特使。飛行機マニアでもある。JGC&SFC会員。