【4:00経過】
片面が焼けたら裏返し、酒、みりん、しょうゆなどの調味料を加え、それらの液体をスプーンなどで豆腐にかけながら軽く煮詰めていく。
★POINT
強火で煮詰め作業をすると、跳ね返りがあって火傷をするので注意です。弱火~中火程度で、じっくりとタレに濃度をつけましょう。
出来たものを皿に盛り、タレもかけ、青ねぎを振り掛ければ完成です!
【5:00経過】
いかがでしょうか。厚揚げとはまた違い、外はしっかりしているけど中はやっぱり豆腐、ってな具合です。そして、煮詰めたしょうゆ辛さと青ねぎの風味でなかなかいい癖が出ています。これはお酒がすすみそうですね~。赤提灯系の居酒屋の一品にありそうですが、まがいもなく自宅でできちゃう一品ですよ。どうぞ、ご賞味ください!
『お料理うんちくツイート』~ステーキの焼き加減~
ステーキの焼き加減といえば、レア、ミディアム、ウェルダンや、それらの中間にあたる、ミディアムレアや、ミディアムウェルダンなどが一般的に使われている。ただ、レアのイメージとしては、“ほぼ生の状態”と認識している人が多く、それは間違いである。レアは、中心まで完全に火が入っていないものの、低温では芯まで火が入っている状態である。焼き上がりの色で言うと、赤身肉の色ではなく、桜色や、ロゼワインのような色と表現される。また、日本のステーキ店で生肉を注文する事は難しいが、海外ではそれが可能な店もあり、その際は、raw(ロー)という焼き加減でリクエストをする。極わずかの表面だけに火を入れた状態では、blue rare(ブルーレア)という注文の仕方になる。
文/ムッシュ・フジタ
南国の某リゾートホテルにてフレンチシェフをやっています。好きな食べ物は焼き肉。