口の端は本体を上の画像のように横にしてもいい。田口さんによれば、「唇にかかったヒゲは最も無精に見えてしまうヒゲのひとつ」。しっかりカットしておきたい。
顔のラインのキワも直刃で整えていく。このエリアはメンズシェーバーでも難所のひとつなので、普段のシェービングでも「ER-GB40」を仕上げ用として使ってもいい。
以上のようなプロセスを経て、上の画像のようなヒゲ・アレンジが完成した。まず全体の長さを整えることで、気になる〝無精感〟をなくした。同時に中央部の濃度を薄くすることで、ヒゲから肌が透ける「ヒゲ肌」を実現。清潔感が格段にアップした。
鼻下もラインを整えることで、さりげないお手入れ感をアピール。初対面時などの印象アップにもつながるはずだ。
さらに田口さんが指摘した「ヒゲとヘアスタイルのバランス」を考えるなら、同じパナソニックの『メンズヘアーカッター ER-GC72』もチェックしておきたい。こちらも2種類のアタッチメントを使うことで、1~20mmまで0.5mm刻み・38段階で髪をセルフカットできるヘアーカッターだ。
ヒゲトリマー「ER-GB40」(上)と「メンズヘアーカッター ER-GC72」
「ER-GC72」は次回のサロン予約日まで、そのスタイルをキープする、いわゆる「合間散髪」用として注目を集めるヘアーカッター。ヒゲ有名人のスタイルや田口さんのアドバイスを参考にしながら、この秋は「ER-GB40」と「ER-GC72」で自分だけの理想のヘア&ヒゲスタイルを見つけよう。
撮影/久保田育男 イラスト/midori nakajima
文/加藤 敦(メンズビューティー編集部)
※記事内のデータ等については取材時のものです。