飼い主がペットのために備えをしていたとしても、そもそも飼い主自身に何らかのトラブルが起こったら一大事だ。犬猫の飼い主にその対策を聞くと、最多の備えとしては、「面倒を親族に相談」が28%となっており、「友人等」ではなく「家族」へ相談するという人が多いことがわかる。次いで多かった備えが「貯金」25%。「遺言書」の用意や、サービスが提供され始めている「老犬・老猫ホーム」への入所検討、「ペット信託」などについては、いずれも3%に満たない結果となっている。また、犬猫の飼い主の3割は、いずれの備えも実施していないことがわかった。
■調査概要
調査主体/マクロミル
調査方法/インターネットリサーチ
調査対象/全国20~69歳、犬もしくは猫の飼い主(マクロミルモニタ会員)
割付方法/犬の飼い主(500サンプル)、猫の飼い主(500サンプル)/合計1000サンプル
調査期間/2017年8月3日(木)~8月4日(金)
文/編集部