8月も末とはいえ暑い日が続き、夏バテをしたり、疲れやすくなったりと、体調を崩しやすい今の時期。そんな時に活用したいのが「栄養ドリンク」や「エナジードリンク」である。夏の疲れを吹き飛ばしたい時や、仕事でここ一番という時に、世話になっている人も多いのではないだろうか。しかし、「栄養ドリンク」も「エナジードリンク」も、様々な商品の中から目的に合ったものを選ぶのは、なかなか難しいもの。また、「栄養ドリンク」と「エナジードリンク」の違いを明確に理解していなかったり、誤った認識を持っていたりするケースも見受けられる。
そこで、生活者の意識・実態に関する調査を行なうトレンド総研はこのほど、夏場の「栄養ドリンク」や「エナジードリンク」の摂取をテーマに、20~50代の男女500名を対象とした意識・実態調査を実施した。
■働く男女の約6割が、夏の疲れ対策に「栄養ドリンク」や「エナジードリンク」は有効と回答
まず、「夏は、他の季節に比べて、疲れを感じやすいと思いますか?」と質問したところ、働く男女の83%が「そう思う」と回答。また、夏バテ、体力減退といった「夏の疲れ」が原因で「仕事に影響が及んだことがある」という人も、57%と半数以上にのぼった。そこで、仕事がある日の「夏の疲れ」対策として、「栄養ドリンク」や「エナジードリンク」は有効だと思うかを聞くと、57%と約6割が「そう思う」と回答。実際に、疲れを感じた時に、これらのドリンクを飲んだことがあるという人も74%にのぼっている。
ちなみに、「栄養ドリンク」と「エナジードリンク」では、どちらを飲むことが多いかを質問したところ、67%が「栄養ドリンク」、22%が「エナジードリンク」、11%が「どちらも同じくらい」という結果に。働く男女の支持率が高いのは「栄養ドリンク」であることがわかった。ただし、20代男性では「エナジードリンク」と回答した人が48%と、「栄養ドリンク」と回答した人(35%)を上回るなど、年代や性別によっても傾向に差があるようだ。