対策方法は「蚊取り線香」41.5%と「液体蚊取り器を使う」40.9%が圧倒的で、この2つが主力対策であることがうかがえる。以下、「殺虫剤を散布する」22.2%、「肌用の虫よけスプレーを使う」19.6%、「液体蚊取り器(プッシュ式)を使う」19.1%、そのあとに「窓を閉め切る・極力開けない」18.5%と続き、何かしらの薬剤(またはそれに近い物)を利用して蚊よけ対策をしている人が多いようだ。「蚊帳を吊る」に関しては、1.3%と利用者は少なかった。
■不要?徹底的に? 自治体に求める「デング熱対策」
昨年、東京都の代々木公園を中心に感染が広がった「デング熱」。数十年ぶりの国内感染で不安と心配も広がった。そこで、“今年、お住まいの自治体にデング熱対策で求めること”を自由回答で尋ねたところ、「蚊やボウフラを駆除してほしい」・「発生環境から絶ってほしい」という、『駆除と発生を防いでほしい』という意見も多かったが、「情報公開」や「調査」を求める意見も多かった。
一方、対策しなければならない範囲の広さや蚊の量の多さから、「自治体での対応は難しい」と感じている人も多い。また、「そんなに騒ぐ必要はない」、「過剰な対策は不要」という声、「自分の地域は蚊が少ない為、不要」という声もあった。『徹底的に』という人もいれば、『対策は難しいから不要』という人もおり『自治体がデング熱の対策をすること』について意見が割れた。
■調査概要
調査方法 :インターネットを利用した市場調査
調査期間 :2015年5月7日〜5月22日
有効回答数:DIMSDRIVEモニター6003人