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90年代の水冷ビッグバイクが最安値!40代が憧れたハイパフォーマンスバイクは今が買い時?

2017.08.03

 1969年にホンダが発売したCB750FOURによる国産ビッグバイク時代の幕開けは、Z1やGSX1100S刀といった名車を生み出しながら、大排気量・高出力化をどんどん進めていった。そして、ひとつのピークともいえるのが1990年代。ZZR1100やハヤブサなど、「ハイスピードツアラー」と呼ばれるモンスター級のビッグバイクが多数リリースされ、時代はまさに「オーバー300km/h」へと突入したのだ。

 当時、そんな夢のようなバイクを憧れの眼差しで見つめていたのが、10代後半~20代のライダーたち。だけど、そんなヤングライダーたちが40代になった今、90年代・水冷ビッグバイクが手頃な値段で中古車市場を流通しているのだ。今後希少価値が高まって価格が高騰するかもしれない、かつての憧れのバイクたち……もう、買うなら今しかない!

■「憧れ」+「圧倒的性能」=80万円以下!コストパフォーマンスが高すぎ!!

 一般的に「趣味の多様化」が謳われているように、いま、バイクの世界でも多様化が進んでいる。なかでも高速道路からフラットダートまでを快適にツーリングできる「アドベンチャーツアラー」や、トラディショナルなスタイリングと最新性能を融合させた「スポーツヘリテイジ」、さらに最新性能を誇る「スーパースポーツ」などが人気のジャンル。これからバイクを購入したいと思っている人のなかには、ひと昔前とはガラッと様相を変えたジャンル展開に時代の移り変わりを感じる人も多いだろう。

 そして、もうひとつの驚きが車体価格。20年前はオーバー1Lの世界最速モデルでさえ140万円前後だったのに、今ではアドベンチャーツアラーでもスポーツヘリテージでも150万円以上は当たり前。しかもホンダ・CBR1000RRやヤマハ・YZF-R1といったスーパースポーツは200万円以上の価格設定となっているのだ。もちろん、世界的な原材料費の上昇や物価上昇に伴って価格が上がっているということは考えられるが、それにしても「高い!」というのが正直なところ。これは、各メーカーがビッグバイクのブランディング力を高めるために、より高級感のあるパーツを使用したり、耐久性を高めると同時に、ABSやトラクションコントロールといった先進技術を投入しているためと考えられる。最近はミドルクラスでリーズナブルなニューモデルが増えてきたが、対照的にビッグバイククラスでは、より高級なモデルが増えているのだ。

 そうすると「とてもじゃないけど新車は無理!」と考える読者も多いだろう。そこで、中古車である。

 僕は中古車を購入するメリットは大きく2つあると考えている。ひとつはもちろん、「新車よりも安く買える」こと。同じモデルでも新車と中古車では価格の差は歴然で、少しでも安く買いたいと考えているなら、中古車は断然有利だ。そして、もうひとつのメリットは「選択肢が現行モデルだけでない」ということだ。新車で購入するということは、選択肢は自然と現行モデルに限られる。ちなみに国産4メーカーが発売する401cc以上のモデル(2017年7月13日現在)は49車種。新車で買うなら、選択肢はこれだけしかない。

 ところが中古車なら、CB750FOURやZ1、カタナといった名車だって射程範囲だ。そう、大げさではなく、対象種は無限なのだ。……ただし、Z1やカタナは価格が高騰して、高嶺の花。しかも年式が古いので、維持するのも覚悟が必要だ。

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