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『PC-9801』から始まったPC30年の歴史を振り返る

2017.07.24

30年前は『PC-9800』シリーズが全盛の時代。『Windows 95』の登場を境に、激動の歴史が始まる。30年の歴史を改めて振り返ってみよう。

◎『Windows 95』で大きく変わったPC

 PCは、この30年で大きく変化してきた。1986年には、まだ『PC-9800』シリーズなど、国産メーカーが中心だったが、その状況に変化をもたらしたのが『Windows 95』だ。

「『Windows 95』発売後、状況が大きく変わりました。『Windows 95』では、現在のパソコンに受け継がれている基本機能や操作性が実現され、また海外メーカーのパソコン(PC/AT互換機)でもスムーズに日本語環境が利用できるようになったため、海外製の格安パソコンが普及するきっかけになりました」と大河原氏は当時を振り返る。

 一方で、インターネットの普及もPCの進化に欠かせない。『Windows 95』でネットへアクセスしやすくなり、2000年以降はADSLの普及などで急速に広がった。大河原氏は無線LANが、モバイルPCの浸透につながったという。

「パソコンを持ち歩けるようになったのは、無線LANが普及したことも大きいですね。2003年にインテルが無線LANをセットしたプラットフォーム『Centrino(セントリーノ)』を発表してモバイルPCでも手軽にネットへアクセスできるようになりました。将来的には『VAIO S11』のように直接ネットにアクセスできるのが、標準仕様になるかもしれませんね」

 スマホの登場で、今後はPCに求められることが大きく変化する時代になる。30年後には、PCがどのように変化しているのだろうか。

大河原克行さん
ITジャーナリスト
大河原克行さん

IT専門誌『週刊BCN』の編集長を務めたのち、2001年よりITジャーナリストとして活躍。ビジネスパーソンに鋭く切り込む記事内容が持ち味。

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