■連載/石黒謙吾のLOVEビール
~語ってもウザくならない、スマートでコクのあるビールの話~ オオカミが目印の上質なベルギービール『ルプルス』3種飲み比べ
ビールが好き、もっと知りたい&楽しみたい。でも、マニア向けのものは結構、とは言っても当たり前の話は知ってる。そんな、粋でイケてるビールファンに贈る、なんでもありの読み物です。語ってもウザくならない、スマートでコクのあるビールの話をお楽しみください。
日本のクラフトビールは、同じブランドー醸造所で造るビールは、大枠のスタイル自体を変えているケースが多い。たとえば、ペールエール、IPA、ホワイトエール、スタウト、ピルスナー、などなど。ベルギーをはじめ諸外国では、ある程度、そのブランドー醸造所の特色を打ち出した同種のスタイルで少しずつ違う銘柄を揃えていくところのほうが多いかもしれない。
そんな中、新たに輸入されはじめたベルギービール「ルプルス」のラインナップで、そこそこ違うラインの3種を飲んだので、紹介したい。それぞれが上質で、ビール好きならこの味にきっと頷いてくれるはずだから。
これがラインアップ。
■ルプルス(Lupulus)
https://www.belgianbeer.co.jp/products/list.php?category_id=335
ここにあるように、トレードマークはオオカミだ。この醸造所のある地域には昔住んでいたのだとか。さらにホップの花の形がオオカミの顔の形に似ているから云々ともある。しかしこの絵、なんか微妙にかわいくて、最初ちらっと見た時はクマだと思ったのだが(笑)。
まず、家で飲んだのはこの3種。
これらがあまりにも美味しいとなり、このあとビアバーでこの2種も飲んだが、これもまた素晴らしかった!
となり、あとはもう、とにかくインプレッションとチャートにて味を想像しながらエアドリンクして頂ければ。これが旨い!となればビール好きクロウトと認定したい。通販でもいいし、ベルギービールのバーなどで見つけてもいいが、ぜひ飲んでもらいたい。