■適度な日焼けなら好印象
しかしながら、夏休みには日焼けするシーンもあるだろう。そんなときにはどんなことに気を付ければいいのか。荒川さんは次のようにアドバイスする。
「スーツはフォーマルな服装ですから、異常に日焼けした肌にはマッチせず、シャツやネクタイなどのコーディネートもむずかしくなってしまいます。
男性ビジネスマンの場合、適度な日焼けには『精悍なスポーツマン』『小麦色で健康的』などの好印象を与える絶好のツールでもあります。特に小麦色に焼けた顔は、目の下のくまや髭そり後などのお肌のマイナス要素を隠す効果もありますので、適度な日焼けで“できるビジネスマン”の印象を効果的に演出してみてはいかがでしょうか」
ポイントは、日焼けし過ぎないこと。適度な日焼けをうまく利用してビジネスに役立てるのが最も賢い方法といえそうだ。
(取材協力)
荒川 泰子さん
元国際線客室乗務員。現在はマナーやファッション、美容などのアドバイザーや講師として活動中。http://yasukoarakawa.com/
取材・文/石原亜香利