■自分の魅力の「見える化」が印象アップのカギ
こうしたアンケート結果について、楽天オーネット会員誌「イントロG」2017年6月号特集誌面で、イメージコンサルタントの福島由美さんは次のように述べている。
有名なアメリカの心理学者、アルバート・メラビアンは、「第一印象は3秒で決まる」と言っています。中でも視覚情報が占める割合は大きいので、好感度の高い“見た目”を心掛けることがとても大切なのです。
時々「見た目ではなく中身が重要」といった意見を耳にしますが、中身は会ってすぐにはわかりません。ですから、自分の魅力を可視化することが必要です。優しい、頼りがいがある、誠実など、自分がアピールしたいと思う部分を見た目で表現してみましょう。
特に男性の中には、見た目に気を使うことは男らしくないとか、恥ずかしいと考えている人がいるようですが、それはおしゃれと身だしなみを混同しているのではないでしょうか。必要なのはお相手を不快にさせない身だしなみであって、着飾ることではありません。素直になって、印象をよくする努力をしてみてください。
本人が思っている自分自身のイメージと他人が受ける印象にズレがある場合は少なくありません。自分がどんなふうに見られているのか、仲のよい友人や家族から客観的な意見をもらうとよいでしょう。
服を購入するときも、お店のスタッフに見立ててもらうのがお勧めです。自分では絶対に選ばないようなコーディネートを提案され、自分の新しい魅力の発見につながるかもしれません。
見た目の印象を変えるのは決して難しいことではありません。中身を変えるよりもずっと簡単です。第一印象をアップさせ、次のデートに繋げてください。
せっかく中身に自身があっても、それが相手に伝わらずほんの数分で判断されてしまったら残念ですよね。まずは自分の魅力を再発掘し、それを「見える化」できるよう意識してみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:男性(23~66歳)、女性(22~58歳)
調査方法:インターネットを利⽤したクローズ調査
調査日:2017年3月30日(木)~4月13日(木)
調査主体:オーネット
文/編集部