■連載/オンナは男のココが気になる!
髪型、服装、表情……、パッと見の第一印象を決定づける要素は実に様々です。お顔の中に限定すると、女性の場合、第一印象への影響度が高いのは目元と肌の質感。男性の場合、目元と並んで大事なのは、意外にも「鼻」。
昔から、鼻の形や大きさは身体のある部分と比例するというような都市伝説があり、私にはその真偽のほどはわかりませんが、顔の印象分析をする際、鼻が「男らしさ」「女らしさ」を決定付ける重要パーツであるということは間違いありません。
例えば最近ちょっと流行っているとも言える、鼻の先がツンと上がった鼻の形。正面からみるとちょっと鼻の穴が多めに見え、横から見ると鼻先の手前で上向きカーブを描くようなお鼻で、アジア人には少ないタイプのはずなんですが、なぜか最近増えていますね。
女性の場合は、ノーブルな印象になったり、小動物的なかわいらしい印象になったりと、全体バランスにうまくはまれば、なかなかのモテ顔になります。ただ、男性の場合、このタイプの鼻はあまり得する形とは言えません。「男らしさ」とは逆の方向に印象がふれていくので、「頼りない」「子供っぽい」印象になりがち(フェミニンさが魅力になっているようなごく一部の恵まれた男子の場合は別ですが)。
そして、鼻の高い・低い以上に男らしさを左右するのが小鼻の幅。女性の場合は、一般的にはこの幅が狭いほうが得。女らしく、エレガントに、洗練されてみえます。けれど男性の場合、「幅が広い方が得!」とも言い切れないのですよね。
ディーン フジオカさんや藤木直人さんのような、幅の狭いスッキリ鼻は、知的でやさしく、都会的な印象を作っています。先ほどの“小動物鼻”とは違い、横から見たラインがシャープでさえあれば、幅が狭いからといって必ずしも頼りない印象にはなるわけではないのです。