○晴雨兼用、UVカット、遮熱などの機能をチェック
客の大半が雨でも使える日傘を求めるとのこと、晴雨兼用が主流になりつつある。タグに「雨の日OK」と書いてあるものは雨の日でも使えるタイプ。ついていないものは刺繍が多い、透かしが入っているなどで水が漏れる可能性があり、小雨程度ならOKだが基本的に雨には使えないものなので注意したい。
機能も毎年進化を続け、UVカット、軽量化、雨でもしっかり使える、遮熱効果で涼しいといった複合的な機能を備えた商品が各メーカーから発売されている。
最近では特殊加工の生地をコーティングすることで、外側だけでなく内側が淡い色でも、高いUVカット効果を保つタイプが登場し、カラーバリエーションが出てきたのも特長。顔映りが良くなる、夏場の明るめの色の服にもなじむということで、おしゃれと両立できる明るい色が今年の人気となっている。
「日傘は黒じゃないと効果がないと思っている方も多いですが、現在の商品は生地に機能が入っているため色で効果が左右されることはありません。ただし白だと光が反射してまぶしいこともあります。
また、使う頻度にもよりますがUVカットなどの機能は数年なので、一定のサイクルで買い替えると満足できる効果が得られと思います。靴と同じように毎年新しいものを1本買って、古いものを1本捨てるという買い替えパターンのお客様もいらっしゃいます」(上野さん)