■働く上で重要なこと
「周囲との良好な人間関係」が42%と多数の回答を集め、昨年同様に、働く環境を重視する傾向にある。自身を含めた職場の雰囲気の良し悪しが、仕事への取組み意欲や成果に影響を与えると考えていることが分かる。以下、「仕事がこなせる能力」37%、「仕事と私生活の両立」15%となっており、その他の数値も大きな変化は見られない。
■仕事をする上でモチベーションとなる事柄
昨年と比較し、数値を下げたのは「自己実現」のみで31%と5%減、その他の選択肢はすべて数値が増加しており、「自己実現」の回答が振り分けられたことになる。「給与、昇給、昇格」は、調査を開始した2014年度から増加傾向にあったが、今年は19%と「職場での人間関係」を逆転して3位回答となった。調査対象者の現実的な価値観を表すと同時に、自身の能力を高く見積もる傾向が垣間見られる。