■冷凍するのに向いているフルーツ
冷凍するのに向いているのは、味の濃いものだ。フルーツは冷凍すると甘みや酸味を感じにくくなるが、濃い味のフルーツならば凍らせることで、ほどよい甘みと酸味になっていく。
さらに言えばシャキシャキとした食感で、繊維質が豊富で水分量が多すぎないものが理想的。冷凍しても固くなりすぎず、ほどよい食感が残りるはずだ。
逆に、ビワのような淡い味のフルーツは、冷凍すると水分が抜けて瑞々しさがなくなり、味もさらに薄くなるので向かないので注意しよう。
それではここで、オススメの冷凍フルーツの冷蔵法と、その各々の美容効果を紹介していこう。どれも冷凍することでさらに美味しさを増すものばかりなので、ぜひ試していただきたい。
・バナナ
皮をむいてそのままラップで包み冷凍庫に入れれば完成。特に熟して食べられなくなるギリギリのものが凍らせると美味しいそうだ。さくっと簡単にスライスできるので、調理もしやすいはずだ。
バナナには抗酸化作用が期待できるポリフェノールや美容ビタミンと呼ばれるビタミンB群が含まれている。さらに、食物繊維とフラクトオリゴ糖を両方含み、整腸作用のある難消化性でんぷんも豊富。腸内環境の向上で、免疫力を高めることも可能だ。
・キウイ
皮をむき、輪切りやくし形切りなどにカットしてから冷凍しよう。食べるときは半解凍でそのままでも良いし、スムージーの材料にも向いている。
キウイに豊富に含まれているビタミンCやビタミンEは、紫外線やストレスで受けた肌へのダメージを回復する作用がある。さらにしみやシワ、たるみなどの老化改善にも効果が高い。食べ続けるとくすみのないハリのある肌を作ってくれるだろう。