おまけ:アルデンテの前後を見極めてアルデンテを得る
この記事中だけでなく、パスタに関するレシピになら必ずと言っていいほど書いてある“アルデンテ”。「ほんの少しだけ麺の芯を残していて、歯ごたえを感じられる」茹で加減を指しますが、やってみようとすると案外難しいもの。
パスタの袋に書かれた茹で時間の目安〇分を参考にしていれば、一般的なアルデンテに近い状態は得られますが、自分好みの硬さのアルデンテを得るにはしっかりと味見をすることが大切です。
アルデンテを知ることはアルデンテの前後を知ることです。
アルデンテ前)試しにスパゲッティを一本取ってみて、それなりに柔らかいけれどまだ粉っぽさを感じる場合、アルデンテに近づいていますが、まだアルデンテではありません。
・・・・・・
アルデンテ後)麺を持ち上げた時につるつるとしていて、噛んでみると簡単に切れ、もちっとした食感がある場合、もうアルデンテを超えてしまっていますので、すぐにお湯を切ってください。
アルデンテ前後のちょうど中間地点でお湯を切ることで、ソースのしっかりとしみ込んだ、絶妙な歯ごたえのアルデンテが食べられます。
何度も挑戦して、見極められるようになると便利ですよ!
以上、本場イタリアの簡単パスタレシピ3選と、アルデンテの見極め方でした!
文/諸原龍之介
※記事内のデータ等については取材時のものです。