■働き方・休み方への意識がストレスレベルに影響
次に、低ストレス女性と高ストレス女性の働き方・休み方の違いを比較した。低ストレス女性は「自分の趣味の時間が充実している」「同じ時間に出社し、決まった時間に帰宅する」「休暇を事前に決める」と、ストレスオフな職業でも傾向の表れていた「時間のペース」を重視した働き方・休み方に。高ストレス女性は「仕事には我慢がつきものだと思う」「残業代が欲しい」と、我慢の肯定や、向上心からの自己嫌悪を招く働き方・休み方だった。
■女性の方が男性よりも重視する働き方・休み方とは?高ストレス者で比較
オフラボでは、今年から男性についても「ココロの体力測定」を実施している。高ストレス者の働き方・休み方を男女で比較したところ、高ストレス女性がより高かったのが「仕事で忙しい時に、家族になぐさめてもらう」「辛い時、自分をご褒美で釣ってがんばる」「忙しいアピールをしてしまう」などの項目だった。拠り所となる人(物)を求める、承認欲求の裏返しとして自己顕示してしまうのは、女性ならではの傾向といえそうだ。