「仕事にストレスはつきもの」と言われている今のご時世。メディプラス研究所が運営する「オフラボ」では、ココロの体力低下をしている日本人の心の状態を見える化し、脳科学者などの専門家や他社企業と共同で、エビデンスに基づいてストレスと身体や肌を調査・研究している。今回調査したのは、近年注目が高まっている女性の働き方について。オフラボでは「ココロの体力測定2017」を行なった全国7万人の女性から有職者を抽出した。
■社会的地位・収入があり、かつ「自分のペース」で働ける仕事がストレスオフな職業TOP3
可視化しにくいストレスを顕在化するだけではなく、心のバランスが取れていて、身体も肌も健やかな状 態を「ストレスオフ」とすると、ストレスオフ指数の高い職業TOP3は「医師」「会社役員」「コンサルタント」となった。いずれも社会的地位・収入の高い職職種ですが、注目したいのは「働き方の自由裁量の高さ」。
仕事の内容や進め方など、自分のペースで働けることがストレスオフ要素になっていると考えられる。その他上位には「税理士、会計士、社労士」「助産師」「農業」といった高度な資格を有する職種。また「中学校教員」「大学・専門学校教員」「YOGAインストラクター」など指導職も多くランクインした。
ストレスオフ指数が低く、ストレス傾向にあった職種は、「警備関連」「ガソリンスタンドスタッフ」 「警察官」「記者」など、比較的男性の割合の多い職種や緊張感を伴う職種、「保険販売」「訪問販売員」 などノルマのある販売職。また近年増加している女性運転手をはじめ、交通関連の職種も目立った。