髪、ニオイ、肌質、ミドル世代になると身だしなみを気にする男性は増えてくる。マンダムが昨年、40代有職男性の身だしなみと外見の意識について調査を実施したところ、社会的に重要な立場を担う40代男性は、他人に不快感を与えないように配慮した身だしなみを心がけているが、マナー・エチケットの枠を超えて、外見をほめられるとうれしい、という本音も垣間見られる結果となった。また、言われて傷つく言葉は「老けてますね」が「器が小さいですね」を超えてワースト1となっており、見た目の若さを気にする40代男性の姿が浮き彫りになっている。
具体的には、言われてうれしい言葉としては「センスいいですね」「若いですね」「かっこいいですね」という外見に関する言葉が上位に並び、「かっこいい」と言われてうれしいのは、「周囲の女性」と約半数が回答するなど、身だしなみは「周囲への配慮」「マナー、エチケット」と言いながらも、実は女性の目も気にしている様子がうかがえる。また、最も言われて傷つく言葉は「老けてますね」が33.5%で、内面要素である「器が小さいですね」を超える結果となった。40代男性は、思った以上に見た目の若さを気にしているようだ。
■身だしなみは「社会人として周囲に配慮」「マナー、エチケット」。8割以上が「外見は周囲の人への印象に影響を与える」
40代男性は身だしなみについて、「相手に不快に思われない」「社会人としてのマナーやエチケット」を重要視しており、年齢的にも社会的に重要なポジションにつくことが多くなるためか、周囲への配慮を大事にしている様子がうかがえる。また、83.3%が、そういった身だしなみを含んだ外見が「周囲への印象に影響を与える」と考えていることがわかった。