皆さんのご家庭では、一週間のうち、家族揃って朝食や夕食を食べる日はどれくらいあるのだろうか。マイボイスコムが以前、『食と家族のコミュニケーション』に関するインターネット調査を実施したところ(回答数10759件)、同居家族と一緒に朝食を「毎日」食べる人は4割弱で、「家族と一緒の時間に食べない」は1割強で、10代が他の年代より多いことがわかった。家族そろって夕食を食べる頻度は、「毎日」が3割弱、「週1~2日」が2割強だった。
◆家族と朝食を食べる頻度、家族そろって夕食を食べる頻度
家族と同居している人は87.2%だった。同居家族と一緒に朝食を「毎日」食べる人は全体の35.8%、家族と同居している人の4割強。「家族と一緒の時間に食べない」は14.7%で、10代が他の年代より多くなっている。家族そろって夕食を食べる頻度は、「毎日」が28.8%、「週1~2日」が21.3%などとなっています。50代以上や夫婦のみ世帯では「毎日」、夫婦と子供のみ世帯は「週1~2日」が他の層より多くなっている。
◆夕食を一緒に食べる家族
家族と同居している人のうち、休日の夕食を「家族全員」と食べる人は70.1%、男性40代や女性30代で8割弱を占めた。「誰かがいない状態」は19.4%で、男性10・20代では3~4割、女性10代では5割弱となっている。朝食を家族と一緒に食べる頻度が高い層では、夕食を家族全員と食べる人が多い傾向が見られた。
平日の夕食では、「家族全員」は46.3%、男性は5割弱、女性は4割強。「誰かがいない状態」は31.9%で、女性の方が多くなっている。男性では10代で多く、30・40代で少なくなっている。「一人で食べる」は全体の18.8%で、男性30・40代で3割強みられた。
◆平日の夕食時にいないことが多い家族
平日の夕食時にいないことが多い家族を聞いたところ、「配偶者」(46.2%)、「子ども(大学生、社会人)」(28.2%)、「自分の父親」(10.3%)などが上位にあがっている。10・20代は「自分の父親」、女性30・40代では「配偶者」が多くみられた。