5月3日、都内某所で『AVRS』というイベントが催された。
これは、アダルトコンテンツでのVR技術活用をテーマに行われたものだ。3D撮影のAVや18禁ゲームなどで、VRが導入されつつある。このイベントでは、最先端テクノロジーを駆使した各企業の製品が勢揃いした。
アダルトコンテンツは、言い換えれば「究極の娯楽商品」である。人間に性欲がある以上、こうした商品の需要は絶対に減らない。そして、18禁映像作品はしばしば「黒物家電の進化」を促す。かつてのVHSビデオデッキがそうであったように。
さらにAVRSは、現状のVR技術に対して一石を投じるイベントでもあった。
・大盛況の各ブース
今回、会場非公開という形で初めて開催されたAVRSだが、それにもかかわらず多くの来場者が詰めかけた。
このイベントは、やはり大人向けということもあってコンパニオンを多く起用している。あるブースではコスプレイヤーのCD-ROM即売会も行われた。コンパニオンを被写体にした撮影会も大盛況である。
人気コスプレイヤー・SEI(Twitter:@azudra)のブースにも多くの来場客が。
だがこのイベント最大の目玉は、やはりVRゲームコンテンツである。『カスタムメイド3D2(開発・KISS)』のブースには行列ができていた。
このゲームは、自分好みにエディットしたメイドの女の子と仮想空間の中でまぐわうことができるというもの。VRゴーグルに映るゲーム画面は、もちろん一人称視点である。
『カスタムメイド3D2』は、自分好みの女の子と「楽しいひと時」を過ごすゲーム。
タイプの女の子とあらゆる行為ができるという夢のようなゲームだが、難点もある。それはコントローラーの操作がやや難しいということだ。まったく初めての人は、プレイ中のレクチャーがなければ操作に悩んでしまう。
確かに、これは慣れの問題でもあるのかもしれない。だがゲームマウスとは違い、VRコントローラーの操作機構はまだ未成熟な点がある。