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昭和基地開設から60年経った今でも難しい南極の電話事情

2017.05.13

■昭和基地での生活とは?

 昭和基地に滞在する隊員は、全部で60名前後。そのうち翌年の2月まで滞在する越冬隊員は30名前後だ。大きく、観測部門と設営部門にわかれていて、濱田さんが所属したのは設営部門だった。

 設営部門とは、調理、医療、通信、建築など生活に必要なあらゆることを運営・管理する部門である。

 冬の屋外では気温がマイナス40℃を下回ることもあるが、夏場は5℃くらいに上昇し、基地内は暖房が効いており常時10℃くらい。暑くなると30℃に迫ることもあり、Tシャツで過ごす隊員もいるほどだという。

 濱田さんは持ちこんだ荷物の多くを衣服にあてたのだが、基地では貸与と支給の服があり、また、気温が低いので服が匂わない。そのため、今思えば着替えの枚数はあまり必要なかったという。

 11月下旬から、夜でも太陽が沈まない「白夜」となるため、昭和基地は大変忙しくなる。建設部隊も参加しているが、それだけでは人手が足りない。設営部門のスタッフは日常業務とは別に土木作業などにも従事。朝から夜更け(白夜なので明るいけれど)働き続けることも多々あったという。

 南極というと雪上車をイメージする人も多いかと思うが、その雪上車は常に5〜6台がスタンバイする。

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