■砕氷船「しらせ」で片道1か月半をかけて南極へ
ご存知、砕氷船の「しらせ」は現在2代目で、2009年に就役した船舶。文部科学省が建造し、海上自衛隊により運用されている。
観測隊員は日本からオーストラリアへ空路で飛び、そこから南極までしらせで往復する。運用する海上自衛隊員は当然、日本からオーストラリアまでの往復航海も行っている。
「しらせ」が昭和基地へ近づくと、そこからはヘリコプターを活用する。濱田さんは手荷物としてはバッグ2つ程度であったが、装備や個人の嗜好品としての食料、娯楽品などを含めた生活用品は8個程度の段ボールに詰めて「しらせ」で運んだという。