世界中のどこでも通信できるのが、衛星電話。タフネスギアの頂点のひとつと勝手に思っているが、ついに試す機会到来! 無骨でハード、ガジェット好きの夢のマシンを使ってみました。
■漢(オトコ)らしい格好に惚れる
衛星電話である。宇宙からの電波で通話するなんて、なんとも痛快ではないか! 海でも山でもどこでも、衛星と電波でつながれば通話ができるのだ。
そんな漢の衛星電話の最新モデル、501THがソフトバンクから2017年1月16日に発売された。大容量バッテリー採用でコンパクトモデルとはいうが、目新しさは正直無い。しかし、黒いボディにスクエアなフォルム、ぶっといアンテナ……なんともカッコイイじゃないか!
それから、衛星電話なんて今さら……って思うアナタ、はたして使ったことありますか? ほとんどの人は触ったことすらないはず。心のどこかでは興味あったはず。いや〜、手にしただけで気分がアガる。
まずはパッケージを見てみよう。無骨でアル。日本語の表記は一切無い。上品とは対極にあるのが、実にイイ。
同梱品を並べて撮影してみた。充電器、ケーブル、イヤホンまで黒ずくめだ。シガーライター用の充電器も同梱されている。
電源コンセントの挿し口が4種類用意されている。さすがは衛星電話、場所を選ばない覚悟ができている。
普段はアンテナを縮めた状態で保管する。使用時はぶっといアンテナを伸ばすのだ。これで地上から約3万6000km離れた人工衛星をがっちりキャッチするわけ。ちなみにアンテナの直径は約1.3cmもある。液晶は約2.4インチと小振りだが、スマホじゃないのでこのサイズで十分。
サイズは約 幅53×高さ128×厚さ27mm。重量は約212g。衛星電話としては小さいが、ズッシリとくる重さは逆に安心感を生む。大容量バッテリー採用のため、連続通話時間は約9時間のロングライフ。