[5]大手電機メーカーもその動向を刮目!〝新型ラジカセ〟製作プロジェクト
松崎順一さんが中心となったクラウドファンディングプロジェクトから、〝21世紀のラジカセ〟として、モノラルスピーカーモデル『MY WAY』が誕生した。カッコイイ再生機が不在の現在同機の売り上げ動向次第で、大手メーカーも本腰を入れるかもしれない。
DDD『MY WAY route-1』予価1万2800円
置くだけで絵になるレトロフューチャーなデザインが愛おしい『MY WAY』。ボタンの押し味にもこだわっている。ACと乾電池の2電源方式。色はオレンジとグレー。送料は別。
W188×D36×H98mm、質量600gの小型ボディー。取っ手が付いているので好きな場所に連れていける。
デザインアンダーグラウンド
家電蒐集家
松崎順一さん
家電の蒐集から演出、アート展までを手掛ける。レストアした製品は現在、BEAMS JAPANで展示・販売中。
《新製品ラッシュは次なる一手の予兆!?》
ここ数年、高齢者のお稽古ごとやカラオケ用として使われていたラジカセだが、ステレオスピーカーを搭載した新作が続々と登場している。
パナソニック『RX-D47』オープン価格(実勢価格約1万3000円)
AM電波を受信しやすいワイドFMに対応。2W+2Wの8cmフリーエッジスピーカーや左右独立型のバスレフポートを搭載する。最適な音質で聴ける4つのEQモード付き。
東芝エルイートレーディング『TY-CDX9』オープン価格(実勢価格約1万3000円)
3W+3Wのステレオスピーカーを搭載したCDラジカセ。カセットの音をSDカードやUSBメモリーに残せ、MP3音源の再生もできる。もちろんカラオケ機能も充実している。
ソニー『CFD-S70』オープン価格(ソニーストア価格7880円)
1.7W+1.7Wのフルレンジ8cmスピーカーを搭載。斜めに傾斜した見やすい操作パネルと、持ち運びに便利な取っ手も特徴。ラジオの使い勝手もよく、ワイドFMにも対応している。
文/編集部
※記事内のデータ等については取材時のものです。