今、世界的に大ブレークしているクロスオーバーSUV。ただのハッチバックとは違うファッション性、アクティブなイメージ&ライフスタイルを想像させてくれるところに人気の秘密がある。
とはいえ、その多くはあくまで都会のクロスオーバーモデルであり、駆動方式はベース車のままのFF(前輪駆動)がほとんど。SUVテイストを持ち、多少の最低地上高UPはあっても、走り、走破性はほぼフツーのFF乗用車だ。だから“なんちゃってSUV“と呼ばれたりするのである。
時に道なき道を走り、雪道をドライブする機会の多いアウトドアライフを趣味としている、しかし本格SUV(4WD)まではいらないという人にとって、もっとカジュアルに乗れ、スポーティーに走れ、さらに悪路や雪道にも強いクロスオーバーはないものか?
そんなわがままな要望にズバリ、120%応えてくれるクロスオーバーモデルが、立体駐車場への入庫も容易な全高1550mmに抑えた仕様もある新型スバルXVである。
もちろん、先代同様、ベースは2017年日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した、スバル最新のSGP=スバル・グローバル・プラットフォームを初採用した新型インプレッサスポーツ。しかしインプレッサXVではなく、スバルXVと名乗るだけあり、キャラクター、フィールドの広さは別物、別格。