■今明かされる「ウタマロ」の秘密
そんな優れた洗濯ブランド『ウタマロ』。ところで、その個性的なネーミングはどこからきたのだろうか?また、レトロなパッケージや文字のデザインの理由も気になるところだ。そんなウタマロの数々の疑問を晴らすべく、ウタマロを製造販売する株式会社東邦 商品企画部の中山莉沙さんに、その真相を聞いてみた。
「『ウタマロ』という名は、日本を代表する浮世絵師、喜多川歌麿にちなんで、“日本一の洗濯石けんに”という思いから付けられました。パッケージについては、“レトロさの中にも新しさを”のコンセプトのもと、昔ながらの良い技術、良いデザインは残しつつ、今の時代に合った新しい面も兼ね備えているという点を大事にして作っています。レトロでシンプルなものは、どこか落ち着きを与えます。ときに、わずらわしいこともある家事をする中で、心が一息つける雰囲気は、とても大事なことととらえています。『ウタマロ』という名前と相まって、洗剤ではありますが、ぜひ愛着を持っていただければと考えています。」
家事をしながらちょっと心を和ませてくれるこの『ウタマロ』は、50年以上もの歴史があるという。
「『ウタマロ石けん』は、発売から50年以上、愛用者の方のクチコミで今もなお広がり続けており、ご家庭だけでなく、プロのスタイリストさんなど、様々な業界の現場でも使っていただいています。ご家庭でもプロにも認められるよう、ガンコな汚れを落とすことにかけては、素材から製法までこだわり抜いています。おかげさまで昨今は“汚れがよく落ちる”と、インターネット上のクチコミをはじめとして、一般の方々にもご好評をいただいています。この“汚れがよく落ちる”という点については、これからもこだわり続けていきたいと思っています」
『ウタマロ』には、次のようなラインアップがある。白い衣類についたガンコな汚れをスッキリ落とす『ウタマロ石けん』、色柄物やおしゃれ着には『ウタマロリキッド』、1本で家中のガンコな汚れを落とす『ウタマロクリーナー』、手肌にやさしいながらも油汚れに強い食器洗い洗剤の『ウタマロキッチン』。
ガンコな汚れに困っているなら、ぜひ試してみたい。
■関連情報
http://www.e-utamaro.com/
取材・文/石原亜香利
※記事内のデータ等については取材時のものです。