
二刀流で大活躍の大谷翔平選手の活躍が止まらない。ホームランを打ち、160km/hの投球を連発する大谷選手の姿はまさに漫画のようだ。エヌ・ティ・ティ・ソルマーレが提供する「コミックシーモア」が以前、20〜30代の男性各600名を対象にインターネット調査による「野球マンガに関する意識調査」を実施したところ、「野球マンガNo.1」ピッチャーに選ばれたのは「星飛雄馬(『巨人の星』)」だった。また“野球マンガ”ランキングの1位はプロ野球選手を目指す主人公を描いた国民的野球マンガ『MAJOR』が選ばれた。
■野球マンガキャラクターNo1ピッチャーは?
栄えある第1位は「星飛雄馬(『巨人の星』)」。20代、30代男性600名に『野球マンガに登場するキャラクターで、あなたが思うNo.1ピッチャーといえば誰ですか。キャラクター名をお答えください』という質問をしたところ、幼少期から速球を鍛えるために“大リーグボール養成ギプス”と呼ばれる器具を使用したり、右利きを左利きに矯正されるなど、血の滲むような努力で“大リーグボール“を編み出した「星飛雄馬(『巨人の星』)」がNo.1ピッチャーに輝いた。
次に、160km/hを超えるジャイロボールや変化球(ジャイロフォーク)など、投球に幅のある「茂野吾郎(『MAJOR』)(14.3%)」や、真っ向勝負が持ち味の「上杉達也(『タッチ』)(8.2%)」などが続いた。他にも、速球が最大の武器の「沢村栄純(『ダイヤのA』)(1.7%)」や天性の制球力を持つ「三橋廉(『おおきく振りかぶって』)(0.8%)」など、主人公ピッチャーは外せないという結果になった。
また、ユニークな選手が数多く登場する『ドカベン』からは5名がランクイン。物語に花を添える「里中智(4.2%)」や、主人公・山田太郎を食うほどの存在感がある「不知火守(1.7%)」や「土門剛介(0.5%)」の名前が上がった。
さらに番外編として、40歳を超えてもメジャーの第一線で活躍する「ジョー・ギブソン(『MAJOR』)」や、3位にランクインした「上杉達也(『タッチ』)」の双子の弟「上杉和也」、関東No.1サウスポーと呼ばれる「成宮鳴(『ダイヤのA』)、伸びのある直球が持ち味の「榛名元希(『おおきく振りかぶって』)」など、年齢や球種など様々だが、野球マンガを楽しむ上で欠かせないライバルピッチャー達も名を連ねる結果となった。
■野球マンガといえばこれだ!“野球マンガ”ランキングを大公開。第1位はプロ野球選手を目指す主人公を描いた国民的野球マンガ『MAJOR』
20代・30代の男性600名に「”野球マンガといえばこれだ!”と思うマンガを以下よりお選びください。(お答えはいくつでも)」という質問をしたところ、『MAJOR(満田拓也)(44.7%)』が第1位にランクインした。『MAJOR(満田拓也)』は1994年〜2010年『週刊少年サンデー』(小学館)で連載。プロ野球選手を父にもつ、主人公の茂野吾郎が野球を通じて成長する半生を描いた国民的野球マンガだ。プロ野球選手という大きな夢に向かって突き進む茂野吾郎の姿を全747話に渡って描いた超大作が、多くの男性読者の心を掴む結果となった。
第2位には1966年から連載スタートしたスポーツ漫画の金字塔『巨人の星(梶原一騎/川崎のぼる)(35.7%)』、第3位には『ROOKIES(森田まさのり)(30.0%)』がランクインした。『巨人の星(梶原一騎/川崎のぼる)』は主人公・星飛雄馬と父・星一徹が猛訓練に耐え抜く姿が印象的なマンガで、その特殊な特訓描写も有名だ。