■多様化する余暇
「あなたが直近 1 年間で行ったこと・利用したこと・したことについておうかがいします。以下の中で、直近 1 年間で最も心に残っている体験は何ですか。最もあてはまるものをひとつだけお選びください」という設問に対し、49 の選択肢の中で多くの方に選ばれた事柄は、1 位「国内旅行」(20 ポイント)、2 位「海外旅行」(7 ポイント)、3 位「音楽ライブやコンサート」(7 ポイント)、4 位「テーマパーク・遊園地等」(6 ポイント)、5 位「動物園・水族館等」(5 ポイント)となっており、余暇が多様化するなかでも、最も心に残る余暇活動は、国内旅行であることが判明した。
■多くの余暇項目を楽しむ人ほど「幸せ」度が高い
「あなたは現在、どの程度幸せですか」といった設問と、直近 1 年間の余暇項目の経験数をクロス集計した結果、多くの余暇を楽しむ人ほど、「幸せ」度が高いことが判明した。「とても幸せ」・「やや幸せ」と回答した方の合計平均が、全体の 59.6%であったのに対し、直近の 1 年間で 30 個以上の余暇項目を経験した方で「とても幸せ」・「やや幸せ」と回答した方の合計は、70.4%となっており、余暇が充実している方の「幸せ」度は、平均の約 1.2 倍となっている。
■ニッポン人の 86%以上は、「ヒーロー」を求めている
「あなたは、今後の日本にヒーローがどの程度必要だと思いますか。実在のヒーロー、架空のヒーローそれぞれについて、お答えください」という設問に対し、「絶対に必要」、「必要」、「どちらかといえば必要」、「どちらかといえば不要」、「不要」、「絶対に不要」という選択肢から、「絶対に必要」、「必要」、「どちらかといえば必要」を選んだ人の合計は、“実在のヒーロー”で 86.0%、“架空のヒーロー”で 86.8%となった。ニッポン人の 86%以上が「ヒーローが必要」であると感じている。また、同設問については、2011 年の東日本大震災前後にも実施しており、5 年前よりもヒーローが必要であると回答した人は増加している。
【調査期間】
実査期間:2015 年 12 月
サンプル数:1万人
調査方法:インターネットによるアンケート調査