プラス株式会社の「ホワイパースライド 裏から見えない修正テープ」は、読んで名のごとく、裏から見えない修正テープです。
「裏から見えない」とは、修正テープで隠した場所を、隠した側と反対の側から見たときに、隠した文字が見えないということです。「それがどうしたの? 普通、裏からなんて見ないじゃん」と思われるかもしれませんが、商品名に冠する価値があるほど重要なことなんです、裏から透けないというのは。
たとえば、小売店ではこんな具合に、価格表示を隠すケースがたまにあります。ギフトラッピングなどの場合です。プレゼントされた方に価格が分かってしまうと、ちょっと……ですからね。
ところが通常の修正テープでは、裏側から見ると、消したはずの価格が透けて見えてしまう場合が少なくないんです。それでは困りますね。
中には油性ペンで消す方もいますが、見苦しくなるリスクもある。修正テープが無難でしょう。
◎アルファベットでしっかり文字を消す
「裏から見えない」ことを可能にしているのが、三層構造のテープの真ん中の層に挟み込まれたアルファベットです。
テープの上にアルファベットが見えますよね。白色層と、紙に張り付く粘着層との間に、このアルファベットを印刷した層が挟み込まれているんです。この層が、裏から見たときに文字が透けて見えることを防ぎます。