■Introduction
ESSの最新型DACチップES9038PROを搭載したOPPO『Sonica DAC』が話題である。曰く価格破壊、曰く100万円クラスの音がする。オーディオマニアのLabメンS氏もぜひ聴いてみたいとう。そこで『Sonica DAC』を完成したばかりの20畳超のS氏リスニングルームに持ち込んで試聴してみよう。リファレンススピーカーはDIATONE『2S-3003』、パワーアンプはPASS『X-350』、パッシブアッテネータはEL SOUND『highend volumecontroller』XLR対応リモコンタイプを使っている。
実測の天井高は2.636mだった。この部屋は鉄筋コンクリート構造で、天井高は柱なしの壁構造で作れる限界の3mにして、エアコン用のダクトを入れて天井を貼っている。
スピーカーまでの距離は3.2mとかなり離れているが、大音量再生OKなので問題ない。
エアコンを完全静音化するためにダクト方式にしている。ここまでこだわるオーディオマニアはなかなかいないだろう。
Audirvana Plusの専用アプリを使ってタブレットから操作。ストレージはSSDに換装したMac miniを使用。
『Sonica DAC』を接続、音が出るのを確認してから置き場所を決める。