近年、乗用車を「購入する」ことから「レンタルする」という「所有から利用へ」と消費スタイルが変化している。楽天トラベルによると、同社のレンタカー予約は、年々増加しており、レンタカーを利用する人が増えているという。特に20代の予約が急増しており、若年層のレンタカー利用が好調らしい。
また同社が過去に行なったアンケート調査によると、レンタカーを「自分で運転するために利用したことがある」人は全体の約7割を占め、レンタカー利用の広がりがうかがえる結果となっている。さらに、いま注目の「レンタカーデート」の“レン愛ドライブ”(レンタカーで育む恋愛)事情と『「レンタカーデート」で女性ががっかりしたことランキング』も公開しているので参考にしてみてはいかがだろうか。
■5人に1人は経験あり!今どき「レンタカーデート」の“レン愛ドライブ”事情
若年層を中心に利用の広がるレンタカー。レンタカー業界においても、「車両を借りる」ことから「サービスを消費する」そして「体験を購入する」という新たな消費スタイルを生み出している。このパラダイムシフトの例として、2014年のレンタカー利用のうち、特典付プランの予約がシェア全体の76%を占めていることが挙げられる。特典付プランとしては「レンタカー女子会」プランや「レンタカーデート(カップル向け)」プランなどがあり、「女子会」「デート」といった「体験」そのものを消費するスタイルが広がっている。
■5人に1人は「レンタカーデート」で“レン愛ドライブ”経験あり
特に「レンタカーデート」に関する調査について、「デートにレンタカーを利用(同乗)したことがある」と回答した人は全体の約2割となり、5人に1人は“レン愛ドライブ”経験ありとの結果になった。また、「レンタカーにあまり悪い印象は持っていない」と回答した人は全体の約8割を占め、大多数の人が「レンタカーデート」に抵抗を感じていないことがわかった。
■「レンタカーデート」で“レン愛ドライブ”が人気の理由
「レンタカーデート」ですること(したいこと)として観光地やアクティビティを楽しむための「移動手段」としての活用が目立った。デートの移動時間を 二人きりで楽しむ場として、気軽に借りられるレンタカーが利用されているようだ。また、2位には「ドライブ自体を楽しむ」という「レンタカー体験」その ものがランクインした。高級車やオープンカーなどを借りて、ドライブの「特別感」を演出するケースも増えているようだ。
■レンタカーデートで女性ががっかりしたことランキングTOP10
5位 ナビの使い方が分からない
6位 BGMがラジオだけ
7位 車体の傷確認の際、細かくケチをつける
8位 軽自動車を借りてくる
9位 格好つけて高級車を借りてくる
10位 ウィンカーを出す時や給油時などに、操作を間違える