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圧倒的な高音質!オンキヨーのハイレゾスマホ『GRANBEAT』試聴レビュー

2017.02.25

■Impression

ハイブリッド型カスタムイヤモニのFitEar『Air』のアンバランス接続で、Yuji Ohno & Lupintic Five with Friends「BUONO!! BUONO!!/THEME FROM LUPIN III 2015~ITALIAN BLUE ver」(48kHz/24bit)を聴いてみると、『DP-X1』に通じるウォームな音色で濃密な空気感だ。厚みのある音でバランスはやや中低域寄りに感じられる。デジタルフィルターはSLOW。ORBのリケーブル『Clear force FitEar』を使って、バランス接続すると、S/N感が向上して音のフォーカスが合ってくる。細かい音が再現され、左右の音場も広がった。デジタルフィルターをSHORTにすると高域にエッジが効いた音になる。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒 オリジナル・サウンドトラック/The Ways of the Force」(192kHz/24bit)ではダイナミックレンジの広さ、楽器のスピード感、演奏の躍動感が出た。

今度はマルチBA型カスタムイヤモニFitEar『MH334』に変更すると、広大な空間と、低域まで解像度の高い音が再現された。バランス接続をACG接続に変更すると、さらに解像度が高まる。『MH334』では高域の粒立ちが良すぎる感じだ。そこでイヤホンをobravo『eamt-3w』に変更した。8mmの平面振動板AMTとφ10mmのダイナミック型ドライバーを組み合わせたハイブリッド2Wayのユニバーサル型イヤモニで、高域は45kHzまで再生できる。宇多田ヒカル「Fantôme/人魚」(96kHz/24bit)が、清清しく、透明感が高い。ACG接続では、スーラが点描で描いた「グランド・ジャケット島の日曜の午後」のように全ての音が鮮明でありながら、互いに混じり合って濁ることなく再生される。音の輪郭を強調して得られる硬質な解像感ではなく、細かい音の粒子が緻密に配置され生み出される点描画の世界に誘われる。アンバランス接続に戻すと、その音は輝きを失い魔法が解けたかのように我に返った。

『GRANBEAT DP-CMX1』は間違いなくスマホ最強の高音質で、驚くほど長持ちするバッテリーを搭載する。むしろ通話が出来るハイレゾプレーヤーと言った方が本機を正しく表現しているだろう。スマホとしてはカメラ機能の画質がイマイチという噂があったので、ちょっと試写してみたが、シャープネスが強すぎず上品な描写で、画質に定評がある『iPhone 7 Plus』と比較しても遜色がなかったことを書き加えておきたい。

スマホ機能搭載のハイレゾプレーヤーは音質至上主義だった!ONKYO『GRANBEAT』
音質設定画面にはロックレンジアジャスト、デジタルフィルター、アップサンプリング機能などが並ぶ。

スマホ機能搭載のハイレゾプレーヤーは音質至上主義だった!ONKYO『GRANBEAT』
デジタルフィルターは、SHARP、SLOW、SHORTの3種類で明確な音質変化がある。

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