[その4]変換がストレスフリー
東山 開発する上で重視したのは日本語入力の強化。「ポメラ」向けにカスタマイズした専用のATOKを搭載しています。
羽田 言われてみると、「どうせ長い文は無理だろう」とビクつきながらの変換をしていませんね。それくらい無意識に使っています(笑)。
[その5]打ち心地のよさ
羽田 『DM200』は前モデルに比べ、打ち心地がよくなりましたよね。
東山 前モデルは軽量さを重視し、その反面で打ち心地に不満があったんです。『DM200』は本体の剛性をアップさせ、打ち心地のよさを向上させました。
羽田 使い比べると、歴然と違いがわかります。僕、「ポメラ」が使えなくなるのが嫌なので、前に使っていた『DM100』をとっておいているんです。
東山 そんなに大切にしていただいているとは……「ポメラ」は羽田さんにとってどんな存在ですか?
羽田 なくなったら困るものです。PCに戻れるとも思えないし。となると、手書きしか残らない。製造が終わってしまったら、短い純文学しか書かなくなるでしょうね。
東山 「ポメラ」の進化は続きます。次のモデルを期待してください。
「『ポメラ』がなくなったら、短い純文学しか書かなくなるかも」
キングジム
『デジタルメモ「ポメラ」DM200』4万9800円
7インチのワイド画面と快適なキーピッチを実現。新搭載の無線LANで、メールやEvernoteに文章が送れる。そのほかに『iPhone』『Mac』と相互連携する独自機能がある。
協力/キングジム 問い合わせ先/0120・79・8107
文/編集部