■守りに入る男は保守的でつまらない?
「まあ自分は違うけどね」という表現は冷たいものの、捉え方を変えてみると、自分の限界範囲をわかっており、無茶をしすぎない堅実な性格といえる男性。では女性の中ではどんなシーンで遭遇したり、どんな印象を受けたりするのでしょうか。
「彼がわりと自分は違うってポロっと口に出すタイプです。喧嘩のときはよく『お前はおかしい!』って言われ方をされるので、イラっとくることは多いのですが、でも普通の会話の際には、最後に皮肉が入っている感じで面白いと思っています」(31歳・営業職)
「以前婚活中に出会った男性がまさにこのタイプでした。お互い婚活状況とか趣味について話していたとき、私の話に対して「僕は(結婚)別に焦ってないんですけどね」というような冷たい発言が多くて、あとで振り返ってモヤっとしたことがあります。プライドが高いっていうか、必死さを出さないように必死って感じ」(28歳・事務職)
自分の立ち位置が冷静にわかっていないと言えない一言である「自分は違う」発言。確かにブラックユーモアともいえなくもないし、やみくもに使うとただの感じの悪い人になるのでしょう。
みなさんは思い当たる節はあったでしょうか?ちなみにそういった発言に出くわしても女性は指摘せずスルーするのが一般的。感じの悪さが自然と滲み出ていないか注意が必要そうです。
★ 今日のルール
常識人? 自分は違うは 守りすぎ?
文/おおしまりえ
雑食系恋愛ジャーナリスト。水商売やプロ雀士などを経験し、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究。ブログ(http://oshimarie.com)
■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所